かやのま理沙のメッセージ
平塚市で生まれ・育ち、海と山に囲まれた平塚が好きです。
私は現在鍼灸師として活動をしておりますが、そのきっかけは前職、母校県立平塚農業高校(現平塚農商)での臨時任用職員の時、色々な生活環境の生徒と接する中、生徒だけに携わる3年間だけでなく、親や幅広い年齢層と関わることが出来る鍼灸の道に進みました。
鍼灸学校卒業後、活動拠点は都内が多く、2009年より生活困窮者支援の一環として月に1度鍼灸施術のボランティア活動に従事し、東日本大震災の時には、震災から1週間後、都内に避難してきた方々に鍼灸施術を行う傍ら鍼灸仲間と共に現地避難所へ向かい、鍼灸施術のボランティア活動を行っていました。
ボランティア活動や鍼灸の仕事を通して、弱い立場の人がちょっとした社会変化にも影響を受けてしまう事を肌で感じてきました。また、自分が弱い立場と気づいていない人も多くいるため、声をかけ合っていく事が大切だと様々な活動を経て感じました。
平塚で鍼灸院を開業して10年が経ちました。いつかは地元でも何かの役に立ちたいとの思いを持ちながら活動をしていたところに、神奈川ネットワーク運動・平塚との出会いがありました。
学校職員の時から現在の鍼灸の仕事に至る中で、老若男女、様々な方々から身近な問題を聞いてきました。これからは、平塚の皆様の声を聴いて、一緒に解決するサポートを行っていきたいと考えています。